江戸風情を今に残す、台東区谷中。あかぢ坂を下った閑静な住宅街の一角にたたずむ、こじんまりとした和風旅館「澤の屋」。1949年に開業した同施設が、外国人観光客の受け入れを始めたのは1982年のこと。前例もない状態から手探りでノウハウを作り上げ、インバウンド観光の促進に取り組んできた。現在もなお「観光カリスマ」として全国各地を回り、外国人の訪日促進のために情熱を燃やし続ける店主の澤功(さわ いさお)さんに、同施設の変遷や地域との関わり、今後のビジョンについて伺った。(以下、敬称略)